九州ええもん見っけ隊
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玄界灘の潮の香りに、南国・鹿児島の甘い芋の余韻

美味しいものに出会った時って、心が躍りませんか?私は最高の組み合わせを見つけると、もう、家族や友人に紹介したくてたまらなくなります!今回ご紹介するのは、九州が誇る海の幸と大地の恵みが織りなす、まさに奇跡のマリアージュ! 佐賀県呼子(よぶこ)の「いかしゅうまい」と、鹿児島県が誇る幻の芋焼酎「蔓無源氏(つるなしげんぢ)」のペアリングです。ご自宅で“九州縦断ツアー”を味わえる、とっておきのマッチングをご紹介します。海の恵みと大地の恵みが出会って生まれた、豊かな香りと味の重なりをどうぞお楽しみください。

青空に舞うイカの一夜干し
九州へ遊びに来る友人たちが、湯布院や長崎観光と並んで楽しみにしているのが、呼子のイカです。初めて呼子のイカの活き造りを目にした彼らは、その透き通るような透明な見た目と、コリコリとした食感にまさに「目からウロコ」!「今まで知らなかったなんて!」と、人生の無知を後悔して帰るほどなんです♪

呼子はかつて捕鯨の町として栄えた
潮風が心地よい佐賀県唐津市・呼子町――玄界灘で育った透き通る「イカ」の聖地として知られています。江戸時代から漁業が盛んで、特にイカ漁は町の歴史と共に歩んできました。実は、もともと捕鯨で栄えた港町だった呼子ですが、昭和48年に活け造り専門店〈河太郎〉さんが誕生して以来、「さばきたて」の透明イカを味わえる“イカの町”として全国的にブレイク。

透き通った新鮮なイカのお造り
実際に友人を連れて行くと、「えっ、イカって白くないの!?」と驚きの声が続出。コリコリ食感と上品な甘みは、一度体験すると忘れられません。もともと捕鯨で栄えた小さな港町が、イカ漁と観光で再生したストーリーはロマンたっぷり。今では週末になれば、活け造り目当ての行列ができる“イカパラダイス”なんです♪
本来、呼子で食べるイカは、オーダー後わずか数分でさばかれるため、驚くほど透明で新鮮そのもの。でも、なかなか現地まで足を運べない…そんな皆さんのために、今回はご自宅でも気軽に楽しめる呼子のもう一つの逸品グルメ「いかしゅうまい」をご紹介します。


「海中レストラン」という名の通り、お店は海の中にあるんです! 岸から海へと続く橋を渡り、階段を下りていくと、海面よりも低い位置に客席が広がっています。窓からは、まるで水族館にいるかのように、周りを優雅に泳ぐ魚たちを眺めることができるんですよ。
萬坊さんは、活きイカ料理を提供する中で、「冬に余るイカを温かく美味しく食べられないか?」という想いから、試行錯誤の末に1985年に誕生したのが、あの有名な「いかしゅうまい」なんです!
開発当初は、イカの加工品としてなかなか認知されず苦労もあったそうですが、そのふわふわとした独特の食感と、イカの旨みがぎゅっと詰まった美味しさが評判を呼び、今では呼子を代表するお土産品として絶大な人気を誇っています。お取り寄せグルメとしても有名なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?私も初めて食べた時は、「え、これがイカ!?」と感動したのを覚えています。

このいかしゅうまい、地元佐賀ではスーパーでも手軽に購入できるほど、日々の食卓に浸透しています。冷凍のまま電子レンジでチンするだけでOKなので、忙しい日のおつまみや、「あと一品欲しいな」という時のおかずにも最適なんです。
やはり一番の特徴は、ふわふわの食感とイカの濃厚な旨味。ワンタンの皮を細かく刻んで外側にまぶす独自の製法で、蒸し上がるとまるでお花のようにパッと開くんです。この白く花のように広がった衣が、見た目にもとっても可愛らしく、急なおもてなしにもぴったりですよ。冷めても美味しいので、お弁当のおかずとしても相性抜群です!

いかしゅうまいの箱にはタレと和からしが付いてきますが、私の“ベストパートナー”は断然、川原食品〈MIFUKUAN〉の 青柚子こしょう。
1918年創業、有明海の貝柱粕漬など珍味を手がけてきた佐賀の老舗が、自社柚子園で朝摘みした果皮と粗刻み青唐辛子だけで仕込む“生”タイプ。低塩仕立てだから辛さが尖らず、柚子の鮮烈なシトラス香がふわりと立ちのぼります。世界が認める “The Wonder 500™” 選定品で、東京の名店シェフや国際線ファーストクラスにも採用されるほどの実力派。いかしゅうまいの甘みをキュッと引き締め、味わいをワンランク格上げしてくれる名脇役です。

芋焼酎といえば鹿児島。でも、その中でも“知る人ぞ知る”特別な一本があるんです。それが、国分酒造さんの芋焼酎「蔓無源氏(つるなしげんぢ)」。一口飲んだ瞬間に「あ、これ他と違う!」と感じるその理由は、使われているお芋の“出自”にありました。
「蔓無源氏」は、明治40年(1907年)に鹿児島県旧源氏村で偶然発見された、幻のさつまいもの名前。品種改良された一般的な芋とは違い、栽培が難しく収穫量も少ないため長らく忘れられていた存在です。ですが、“昔ながらの芋の香りと甘み”を求めた国分酒造が20年の歳月をかけて復活させました。
名前の通り“蔓(つる)が出にくい”という特性があり、育てにくいけれど、そのぶん栄養が根(芋)にぎゅっと詰まるのが特長。今ではこの芋を使った焼酎は「蔓無源氏」以外には「安田」などのごく僅かな銘柄のみ。完全な単一品種仕込みという点で、非常に希少なんです。

一般的な芋焼酎は、「黄金千貫(こがねせんがん)」などの品種を使用しており、スッキリとした甘みややや土っぽさが特徴です。一方、「蔓無源氏」は…
飲み方もロック・水割り・お湯割りと万能ですが、お湯割りにすると芋の芳醇な香りがふわっと開いて最高です。口に含んだ瞬間、どこか懐かしい田舎の風景がよみがえるような、そんなやさしさを感じます。
焼酎好きの間では「一度飲んだら忘れられない」「毎年必ず買う一本」と言われる存在で、年に一度の限定出荷を楽しみにしているファンも多いんです。ラベルに描かれた芋のイラストもどこか温かみがあって、贈り物にもぴったり。
実は、私が初めてこの焼酎を飲んだのは鹿児島の郷土料理屋さん。お料理の香ばしさにこの焼酎を合わせたら、まるで映画のエンディングのような幸福感が訪れて…思わず「これ、何の焼酎ですか!?」と聞いたのが出会いでした。
大量生産ではない、手間も時間もかかる、けれど唯一無二の味。
「蔓無源氏」は、芋焼酎が本来持つ深みと香りを、丁寧に、そしてモダンに届けてくれる特別な存在です。いかしゅうまいのような海の幸とも、焼き鳥や煮物など家庭料理とも相性抜群。焼酎ビギナーにも、芋焼酎ラバーにも自信を持っておすすめできる一本です。

さあ、お待ちかねのいかしゅうまい、いただきます!ふっくらと温められたいかしゅうまいを一口…うん!やっぱり美味しい!
ふわっふわでなめらかな舌触りの中に、イカの甘みがじゅわ~っと広がります。プリッとしたイカの身も感じられて、食べ応えも抜群。これだけでも十分美味しいのですが、ここに「MIFUKUAN 青柚子こしょう」をちょこんと添えてみると…
「ん~~~っ!!最高!!」
青柚子の爽やかな香りと、ピリッとした辛みが、いかしゅうまいの優しい甘みをぐっと引き締めてくれます。後味がすっきりとして、もう一つ、もう一つと手が止まらなくなりますね。これはまさに、いかしゅうまいを無限に食べられる魔法の薬味です!
さあ、いよいよ本命の組み合わせです!熱々のいかしゅうまいと、すっきりとした「蔓無源氏」。果たしてその相性はいかに…?
いかしゅうまいを一口いただき、すかさず蔓無源氏をゴクリ。
「…っ!!これだっ!!」
いかしゅうまいの繊細な旨みと、青柚子こしょうの爽やかなアクセントが、蔓無源氏のまろやかな甘みと香りに驚くほど溶け合います。いかしゅうまいが口の中でとろける感覚と、焼酎が喉をすっと通り抜ける清涼感が、互いの美味しさを何倍にも引き上げているんです!
いかしゅうまいのふんわりとした優しい味わいを、蔓無源氏がふんわりと包み込み、そして青柚子こしょうがキリッと引き締める。これはもう、完璧なハーモニーです!
九州の海の幸と、九州の大地の恵みが、こんなにも素晴らしいマリアージュを生み出すなんて…感動でため息が出ちゃいました。

いかがでしたでしょうか?今回ご紹介した呼子の「萬坊いかしゅうまい」と、鹿児島芋焼酎「蔓無源氏」、そして「MIFUKUAN 青柚子こしょう」の組み合わせ。
お取り寄せで簡単に手に入りますし、ご自宅でのちょっと贅沢な晩酌や、大切な方へのおもてなしにもぴったりです。私もすっかりこの組み合わせの虜になってしまいました!
ぜひ皆さんも、この「奇跡のマリアージュ」を体験して、心ゆくまで美味しいひとときを過ごしてみてくださいね。
佐賀と鹿児島、それぞれの“ええもん”が出会い、思いがけない味の旅へと誘ってくれました。
この組み合わせ、まさに「九州ええもん見っけ隊」のコンセプトそのもの。 異なる土地の文化や風味が融合し、新たな感動が生まれる――。そんな体験を、ぜひご自宅で楽しんでみてください。
お取り寄せして、週末のご褒美晩酌に。大切な人への贈り物にもおすすめです。
・萬坊公式オンラインで「いかしゅうまい(小まる)」をGET。
・MIFUKUAN青柚子こしょうは常温タイプなら旅のお土産にも◎。
・蔓無源氏はロック→お湯割りへ温度を変えて香りのグラデーションを堪能。
→ロック:バナナ+白い花のアロマ、トロンとした甘み。
→お湯割り:甘栗→黒糖のような深み。鼻に抜ける芋の華やぎがアップ。
・シメは焼酎+残った柚子こしょうで“のっけ茶漬け”。余韻まで九州!
・いかしゅうまいは手軽にレンチンOK。蒸し器で蒸すとさらにふんわりやわらか。
・きつね色に揚げしゅうまいもお勧め。マヨソースやバジルソースに合いますよ。
・幻の焼酎「蔓無源氏」発売約一カ月で完売となる時もある。お早めに。
次回の「特産品コラボ」は、長崎の「脂がのったサバの干物」を佐賀のすっきり麦焼酎で味わいます。お楽しみに♡

呼子萬坊 いかしゅうまい(8個入)
製造元:株式会社萬坊(佐賀県唐津市呼子町)
価格:1,080円(税込)
販売場所:萬坊公式オンラインストア、空港売店、物産館など

MIFUKUAN 青柚子こしょう(50g)
製造元:川原食品(佐賀県鳥栖市)
価格:432円(税込)
購入先:公式オンラインショップ、Amazon、地元スーパーなど
今回お話を伺ったのは、鹿児島の〈赤塚屋酒店〉さん。店主・赤塚さんは筋金入りの“酒ラバー”で、幻の芋焼酎「蔓無源氏」の誕生秘話からベストな飲み方まで、目を輝かせて語ってくださいました。店内には限定流通の稀少ボトルがずらりと並び、地方発送にも対応。
「自分にぴったりの一本を見つけたい!」というときは、ぜひ赤塚屋酒店をのぞいてみてくださいね。


蔓無源氏(本格芋焼酎)
・25度 720ml 1,705円(税込)
・26度1.8L 2,838円(税込)
・34度原酒1.8L 4,092円(税込)
・15度前割り1.8L 2,090円(税込)

赤塚屋酒店
赤塚屋酒店
所在地:鹿児島県霧島市国分中央3-11-21
電 話:0995-45-0115
ジャンル:酒販店
販売サイト:https://akatsukaya.com/
アクセス:JR国分駅から車で3分ほど
営業時間:10:00~18:30
定休日:日曜
備考:店頭販売・地方発送
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*価格や内容は、取材当時のものです。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。