えんどうファミリークリニック
こんにちは、えんどうファミリークリニックです。
今回は、画像の図をもとに、「がん細胞が免疫細胞からミトコンドリア(エネルギー工場)を奪い取り、自分を守りながら転移していく」という最新研究の内容をご紹介します(Terasakiら、Cell Metabolism, 2026)。
■ がん細胞はどうやって免疫から逃れるのか
図の中央には大きながん細胞が描かれ、その周囲に抗原提示細胞やエフェクターT細胞などの免疫細胞が配置されています。研究では、マウスの実験を通じて、がん細胞が次のようなステップで免疫をかいくぐる様子が示されています。
つまり、がん細胞は周りの免疫細胞から「エネルギー源」であるミトコンドリアを奪って弱らせることで、自分に向けられた攻撃の手をゆるめている、というイメージです。
■ 奪ったミトコンドリアで、がん細胞自身も強くなる?
さらに図の右側では、がん細胞に取り込まれたミトコンドリアが、細胞内のcGAS/STING経路を活性化し、I型インターフェロン(Type I IFN)を産生する様子が描かれています(ステップ5)。その結果、
PD-L1は、免疫チェックポイントと呼ばれる仕組みに関わる分子で、がんが免疫のブレーキを踏ませるときに使う「道具」の一つでもあります。今回の研究は、「ミトコンドリアの奪い取り」→「免疫細胞の弱体化とがん細胞の防御強化」→「転移」という流れを一枚の図でわかりやすく示した点が特徴です。
■ まだマウスでの結果―今後の治療にどうつながる?
図の下部には、「以上はマウスで得られた知見。ヒトでのさらなる確認が必要」と注意書きがあります。つまり、
を意味しています。
一方で、このような基礎研究から、
など、将来の治療法を考えるヒントが生まれてくる可能性があります。
えんどうファミリークリニックでは、今回のような研究の話題も参考にしつつ、実際の診療では、目の前の患者さん一人ひとりの状況に合わせた現実的な医療を大切にしています。がんの検診や治療方針について不安や疑問がある場合は、主治医とよく相談するとともに、必要に応じて当院にもご相談いただければと思います。
※本記事は研究論文および図解をもとにした一般向けの解説です。紹介しているメカニズムはマウス実験で得られた知見であり、ヒトで同様の治療が確立しているわけではありません。実際の診断・治療は、症状や検査結果、専門医の判断に基づいて個別に行われます。
受付/午前は12:15まで、午後は18:15まで
休診/水曜午後、土曜午後、日曜・祝日
| 名称 | えんどうファミリークリニック |
|---|---|
| フリガナ | エンドウファミリークリニック |
| 住所 | 857-0044 佐世保市相生町2-27 |
| 電話番号 | 0956-23-7007/0956-23-7070 (クリニック)(させぼ健康クラブ) |
| 営業時間 |
受付/午前は12:15まで、午後は18:15まで |
| クレジットカード | JCB/American Express/Diners Club/Discover |
| 駐車場 | あり クリニック前に4~5台分あります。満車の場合は提携先のコインパーキングをご利用ください。 |
| ホームページ | https://kenzukai.com/ |
| Instagramアカウント | https://www.instagram.com/enfamiclinic/ |
| 関連ページ | させぼ健康クラブInstagram |
まいぷれ[佐世保] 公式SNSアカウント