えんどうファミリークリニック
こんにちは、えんどうファミリークリニックです。
2026年8月19日、モデルナ社とメルク社から「個別化mRNAがんワクチン」が悪性黒色腫(皮膚メラノーマ)を対象とした第3相試験で良好な結果を示したとの発表がありました。世界で初めて、個別化ネオアンチゲン療法とmRNAがんワクチンが大規模な第3相試験で有効性を示したという、がん免疫療法の歴史上大きなトピックです。
「テーラーメイドワクチン」とはどのような治療か
今回のmRNAワクチンは、すべての人に同じものを打つ従来のワクチンとは異なり、がん患者さん一人ひとりの腫瘍から遺伝子情報を解析し、その人のがんだけが持つ「ネオアンチゲン」という目印を選び出して設計されるオーダーメイド型の治療ワクチンです。手術でがんを取り除いたあとに残っているかもしれないごく小さながん細胞を、免疫の力で攻撃することをねらっています。
試験では、この個別化mRNAワクチンと免疫チェックポイント阻害薬「キイトルーダ」を併用した群で、キイトルーダ単独に比べて「再発または死亡」や「遠隔転移または死亡」のリスクが低くなることが報告されました。先行する第2相試験では、こうした効果が中央値5年間の追跡でも続いていたことも示されています。
今後の課題と、現時点で大切なこと
現時点では、この治療はまだ一般診療で受けられる段階ではなく、製造期間・費用・供給体制、どのがん種にどのくらい有効かといった点を含め、今後の検証と各国当局との協議が必要です。資料では、安全性の面で大きな新しい懸念は報告されていない一方で、悪寒や注射部位の痛みなど、通常のワクチンに近い副反応がみられていることも示されています。
がん医療の世界では、こうした個別化免疫療法に加えて、外科手術・放射線・薬物療法など多くの選択肢が組み合わされていきます。海外発の新しい治療のニュースを目にして不安や期待を強く感じたときこそ、信頼できる情報に基づいて、主治医とよく相談しながら落ち着いて判断することが大切です。
えんどうファミリークリニックでは、がん治療そのものは専門医療機関と連携しながら行う必要がありますが、「ニュースで見た治療について詳しく知りたい」「家族の今後の治療選択について情報を整理したい」といったご相談もお受けしています。受診時に気になる記事や資料があれば、遠慮なくお持ちください。
受付/午前は12:15まで、午後は18:15まで
休診/水曜午後、土曜午後、日曜・祝日
| 名称 | えんどうファミリークリニック |
|---|---|
| フリガナ | エンドウファミリークリニック |
| 住所 | 857-0044 佐世保市相生町2-27 |
| 電話番号 | 0956-23-7007/0956-23-7070 (クリニック)(させぼ健康クラブ) |
| 営業時間 |
受付/午前は12:15まで、午後は18:15まで |
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