佐世保の暮らしに役立つ特集
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近年、佐世保市内でも空き家の増加が深刻な問題となっています。2025年6月には市内で空き家の倒壊事故が発生し、改めて空き家管理の重要性が注目されました。
台風や大雨などの自然災害が多い長崎県では、老朽化した空き家の倒壊リスクは他人事ではありません。「実家を相続したけれど遠方で管理できない」「解体費用が心配で放置している」そんな空き家所有者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、空き家倒壊のリスクと所有者の責任、そして万が一倒壊してしまった場合の対処法まで、佐世保市で一般廃棄物・産業廃棄物両方の許可を持つハピネスライフ監修のもと解説します。
佐世保市内では、人口減少や高齢化に伴い、空き家が年々増加しています。特に市街地から離れた地域や、相続後に管理されていない物件が目立つようになってきました。
空き家は人が住んでいないため、定期的な換気や点検が行われず、建物の劣化が急速に進みます。屋根の損傷、外壁のひび割れ、シロアリ被害などが放置されると、建物の構造そのものが弱くなり、倒壊の危険性が高まります。
2025年6月、佐世保市内で発生した空き家倒壊事故は、多くの空き家所有者に衝撃を与えました。幸い大きな人的被害はありませんでしたが、隣接する住宅への損傷や道路の一部封鎖など、周辺地域に大きな影響を及ぼしました。
特に台風シーズンや梅雨時期の大雨は、老朽化した空き家にとって大きな脅威です。強風による屋根材の飛散や、大雨による地盤の緩みで、想像以上に簡単に建物が倒壊してしまうケースがあります。

築年数が古い建物は、それだけで倒壊リスクが高くなります。特に以下のような症状がある空き家は要注意です。
屋根や外壁から雨水が侵入すると、柱や梁などの構造材が腐食します。木材が腐ると強度が著しく低下し、建物を支える力が失われます。
佐世保市のような温暖な地域では、シロアリ被害が発生しやすい環境です。シロアリは木材の内部を食い荒らすため、外見は問題なくても構造的には危険な状態になっていることがあります。
古い建物の中には、現在の耐震基準を満たしていないものも多く存在します。基礎部分にひび割れや沈下が見られる場合、地震や台風で倒壊する危険性が高まります。
佐世保市は台風の通り道に位置しており、毎年複数の台風が接近します。老朽化した空き家は強風に耐えられず、屋根が飛ばされたり、建物全体が倒壊したりする危険があります。
梅雨時期や台風時の大雨は、建物を支える地盤を緩めます。特に斜面に建つ空き家や、排水設備が機能していない物件では、地盤が崩れて建物が傾いたり倒壊したりするリスクが高まります。
旧耐震基準で建てられた建物は、地震に対する耐久性が不十分です。大きな地震が発生した際、倒壊する可能性があります。

空き家の倒壊により第三者に被害が及んだ場合、所有者は重い責任を負うことになります。
民法では、建物などの工作物の設置や保存に瑕疵(欠陥)があり、それによって他人に損害を与えた場合、所有者は損害賠償責任を負うと定められています。
重要なのは、「知らなかった」「遠方に住んでいて管理できなかった」という理由は免責にならないということです。所有者である以上、適切に管理する義務があり、その義務を怠ったことによる損害は、所有者が賠償しなければなりません。
この責任は「無過失責任」と呼ばれ、所有者に過失がなくても責任を問われます。つまり、「定期的に見に行っていた」「修繕する予定だった」といった事情があっても、倒壊して被害が出れば責任を負うことになります。
空き家対策特別措置法により、倒壊の危険がある空き家は「特定空家等」に指定される可能性があります。指定されると、行政から以下の措置を受けることがあります。
通常、住宅が建っている土地の固定資産税は、更地に比べて最大6分の1に軽減されています。しかし、特定空家等に指定され勧告を受けると、この優遇措置が解除され、固定資産税が大幅に上がります。
最低でも年に2~3回は空き家を訪問し、以下のポイントをチェックしましょう。
・屋根の状態(瓦のずれ、破損はないか)
・外壁のひび割れや剥がれ
・雨樋の詰まりや破損
・窓ガラスの破損
・基礎部分の沈下やひび割れ
・室内の雨漏り跡やカビ
・庭木の繁茂状況
目視だけでは分からない構造的な問題もあります。定期的に専門業者による建物診断を受けることで、倒壊リスクを早期に発見できます。
小さな不具合のうちに対処すれば、修繕費用も比較的安く抑えられます。「まだ大丈夫」と先延ばしにすることが、結果的に高額な出費につながります。
「いつか使うかもしれない」と思っていても、実際には使わないまま老朽化が進むケースが多いのが現実です。維持管理の負担が大きい場合は、早めに解体を決断することも重要な選択肢です。
一般的な木造住宅(30~40坪)の解体費用は、150万円~250万円程度が相場です。ただし、建物の状況、立地条件、廃棄物の量などによって変動します。
佐世保市では、老朽化した危険な空き家の解体に対して補助金制度が設けられている場合があります。
補助金の対象条件(一般的な例)
・一定期間以上使用されていない建物
・倒壊の危険性が認められる建物
・所有者が自ら解体する場合
万が一、所有する空き家が倒壊してしまった場合、速やかに以下の対応を取ることが重要です。

倒壊した建物は非常に不安定な状態です。さらなる倒壊や、部材の飛散による被害を防ぐため、可能であれば立ち入り禁止の措置を取りましょう。安易に近づくことは危険です。
倒壊により近隣の方々に影響が出ている可能性があります。速やかに状況を確認し、必要に応じて避難を呼びかけてください。また、市の担当部署にも連絡し、状況を報告しましょう。
火災保険や賠償責任保険に加入している場合は、すぐに保険会社に連絡し、事故報告を行ってください。現場の写真撮影など、保険金請求に必要な証拠を残すことも重要です。

ハピネスライフは佐世保市を拠点に不用品回収・遺品整理・空き家の解体など幅広いサービスを展開する地域密着型の企業です。「空き家の状態が心配」「倒壊のリスクがあるか診てほしい」「解体を検討している」など、どんな些細なことでも構いません。まずはお気軽にご相談ください。
複数の業者に依頼する必要がないため、スムーズに作業が進みます。窓口が一つだからこそ、お客様の負担を最小限に抑えられます。
佐世保市を拠点としているため、お問い合わせから現地調査、作業開始までスピーディーに対応できます。地域の事情に精通しているからこそ、最適な解決策をご提案できます。
佐世保市内で豊富な実績を有しているのも、地域密着ならではの強みです。佐世保の空き家事情を知り尽くしたエキスパートが丁寧に対応いたします。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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