えんどうファミリークリニック
こんにちは、えんどうファミリークリニックです。
今回は、「ナフサ(石油由来の原料)」不足が続いた場合に、医療機器の製造や医療提供体制にどのような影響が出うるかを示したインフォグラフィックをもとに、医療と資源の関係について考えてみたいと思います。
医療は多くの「石油由来製品」に支えられています
図では、原油から精製されるナフサが、プラスチックや合成樹脂の原料となり、シリンジ(注射器)、点滴ルート、カテーテル、透析回路、手術用ディスポーザブル製品など、さまざまな医療機器の材料になっている流れが示されています。ナフサが不足すると、これらの医療機器の生産が制限され、「治療したくても機器が足りない」という事態につながりかねないというシナリオが描かれています。
私たちが日常診療で当たり前のように使っている消耗品の多くは、実は石油資源と製造ライン、厳しい安全基準・認証制度といった複数の条件がそろってはじめて安定供給されています。急な増産や他素材への切り替えが難しい構造であることも、図の中で指摘されています。
透析をはじめ「代替手段が乏しい治療」への影響
インフォグラフィックでは、とくに透析治療が例に挙げられています。透析回路やフィルター、ラインチューブなどはほぼすべてプラスチック製であり、これらが十分に供給されなくなると、透析を継続すること自体が難しくなるリスクがあることが強調されています。
多くの医療現場は、資材が限られる状況でも工夫を重ねて診療を続けてきましたが、根本となる材料やディスポーザブル機器の供給が止まると、「どの治療を優先するのか」「どの手術を延期せざるをえないのか」といった、命の優先順位に関わる非常に重い判断が突きつけられる可能性があります。
「医療は資源依存の産業」という視点を社会全体で共有する必要性
図のメッセージでも示されているように、医療は人材や技術だけでなく、「資源」と「医療機器」に強く依存した産業でもあります。ところが、この構造そのものは一般にはあまり意識されておらず、「何とかするのが医療者」と見られがちな一方で、資材不足や供給網の問題が十分に議論されない状況が続いてきました。
えんどうファミリークリニックのような外来クリニックでも、注射器や点滴ルート、検査用ディスポ資材など、日々の診療を支える多くの製品が安定して届いていることが前提になっています。私たち医療側も、平時から資材の適正使用や在庫管理に配慮するとともに、行政・メーカー・流通と連携しながら、非常時の備えや情報共有の仕組みづくりが重要だと感じています。
かかりつけ医としてできること
えんどうファミリークリニックでは、現在も通常通り診療を行っており、現時点で患者さんの治療に直ちに支障が出るような資材不足は生じていません。ただし、世界情勢や資源価格の変動、サプライチェーンの影響によって、医療を取り巻く環境が大きく揺らぎうることは事実です。
こうした背景を踏まえつつ、私たちは地域のかかりつけ医として、限られた資源の中でも安全で質の高い医療を提供できるよう努めるとともに、必要に応じて診療体制の変更やお願いが生じる場合には、できるだけ早く丁寧に情報をお伝えしていきたいと考えています。日常の受診やお薬、治療内容についてご不安なことがありましたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。
受付/午前は12:15まで、午後は18:15まで
休診/水曜午後、土曜午後、日曜・祝日
| 名称 | えんどうファミリークリニック |
|---|---|
| フリガナ | エンドウファミリークリニック |
| 住所 | 857-0044 佐世保市相生町2-27 |
| 電話番号 | 0956-23-7007/0956-23-7070 (クリニック)(させぼ健康クラブ) |
| 営業時間 |
受付/午前は12:15まで、午後は18:15まで |
| クレジットカード | JCB/American Express/Diners Club/Discover |
| 駐車場 | あり クリニック前に4~5台分あります。満車の場合は提携先のコインパーキングをご利用ください。 |
| ホームページ | https://kenzukai.com/ |
| Instagramアカウント | https://www.instagram.com/enfamiclinic/ |
| 関連ページ | させぼ健康クラブInstagram |
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