えんどうファミリークリニック
こんにちは、えんどうファミリークリニックです。
今回は、かゆみやアレルギー症状の改善に用いられる内服薬「セレスタミン®」について、長期使用に伴う注意点を、図解資料の内容をもとにご説明します。皮膚科などで処方されることもある薬ですが、実はステロイド成分が含まれており、飲み方には十分な配慮が必要です。
セレスタミン®は「抗ヒスタミン薬+ステロイド」の合剤です
セレスタミン®は、
からなる合剤です。「かゆみ止めの薬」として認識されがちですが、ステロイドも同時に内服している点が大きな特徴です。
図では、ベタメタゾン0.75mg/日(セレスタミン1錠に0.25mg)を3週間以上服用すると、副腎萎縮やコルチゾール低下をきたす可能性があることが示されています。抗ヒスタミン薬だけのつもりで、ステロイドが含まれていることに気づかれないまま、安易に長期投与されてしまうケースがあることも指摘されています。
長期内服で心配される「副腎不全」とは
私たちの体では、「視床下部-下垂体-副腎系」が連携してホルモン分泌を調整し、副腎からストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されています。図解では、
という流れと、CRH・ACTH・コルチゾールがお互いにフィードバックし合いながら、濃度を一定に保っている様子が示されています。
ところが、外からステロイド(セレスタミン®など)を補充し続けると、血中のステロイド濃度が高い状態が続き、CRH・ACTHの分泌が抑えられ、副腎自身のコルチゾール分泌も抑え込まれてしまいます。この状態が慢性的に続くと、副腎が萎縮し、「副腎不全」に至るおそれがあります。
副腎不全では、
など、さまざまな症状が出現しうることが、図でも列挙されています。特に、長期間セレスタミン®を飲み続けたあと、自己判断で急に中止すると、こうした症状が目立ってくることがあり注意が必要です。
アトピーやじんましんでの長期内服は要相談です
資料では、皮膚科領域でアトピー性皮膚炎やじんましんなどに対し、セレスタミン®が長期内服されているケースがあることにも触れられています。内服すると確かに症状が楽になる一方で、「長く続ければ続けるほど、副腎機能への影響が積み重なりやすい」というリスクがあることを忘れてはいけません。
えんどうファミリークリニックでも、ステロイドを含む内服薬や外用薬を用いる際には、効果と副作用のバランス、治療の目的や期間を丁寧に確認しながら処方することを心がけています。「今飲んでいる薬にステロイドが入っているのか知りたい」「どのくらいの期間続けてよいのか不安」といったご相談も、お気軽にお寄せください。
※本記事は、セレスタミン®に含まれるステロイド成分と、副腎機能への影響を解説した図解資料をもとに、一般向けに要約・紹介したものです。実際の処方内容や服用期間の調整、中止のタイミングなどは、症状や持病、他のお薬との関係を含めた診察結果にもとづき、担当医が個別に判断します。自己判断での長期服用や急な中止は避け、気になる点があれば必ず医師・薬剤師にご相談ください。
受付/午前は12:15まで、午後は18:15まで
休診/水曜午後、土曜午後、日曜・祝日
| 名称 | えんどうファミリークリニック |
|---|---|
| フリガナ | エンドウファミリークリニック |
| 住所 | 857-0044 佐世保市相生町2-27 |
| 電話番号 | 0956-23-7007/0956-23-7070 (クリニック)(させぼ健康クラブ) |
| 営業時間 |
受付/午前は12:15まで、午後は18:15まで |
| クレジットカード | JCB/American Express/Diners Club/Discover |
| 駐車場 | あり クリニック前に4~5台分あります。満車の場合は提携先のコインパーキングをご利用ください。 |
| ホームページ | https://kenzukai.com/ |
| Instagramアカウント | https://www.instagram.com/enfamiclinic/ |
| 関連ページ | させぼ健康クラブInstagram |
まいぷれ[佐世保] 公式SNSアカウント